【SDGs17の目標を解説】目標5「ジェンダー平等を実現しよう」ジェンダー平等って?私たちにできることは?

【SDGs17の目標を解説】目標⑤「ジェンダー平等を実現しよう」

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SDGsとは、地球をよくするために「2030年までにやるべき」と決めた世界共通の17の約束ごと。2030年、自分や自分の大切な家族は何歳になっているかな? 未来に安心して暮らせる地球にするためには、SDGsを「自分ごと」として考えていくことがとても大切。ひとつひとつの目標を知って、自分ができることを考えてみよう。

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SDGs17の目標を解説
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目次(index)

※この記事は、『るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!SDGs』から抜粋して作成しています。

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ジェンダー平等って?

世界の女性議員の割合はわずか約25%

世界の女性議員の割合/【SDGs17の目標を解説】目標⑤「ジェンダー平等を実現しよう」

(出展)列国議会同盟(IPU)のデータ(2021)

世界の議員の割合で、女性はわずか4分の1ほど。日本だとさらに少ないよ。この格差解決のために、国会や地方議会などで、一定数の議席女性に割り当てる「クオーター制」を取り入れる国が増えてきているんだ。

「女の子だから」という理由で学校に通えない子がいる

小学校に通えない子どもの数/【SDGs17の目標を解説】目標⑤「ジェンダー平等を実現しよう」

(出展)ユニセフ・ユネスコ統計研究所「学校に通えない子どもに関する世界イニシアチブ」(2015年)

男女格差は教育にも関係していて、男の子より女の子の方が学校に通えていない国も多いんだ。男の子が優先される、学校に女子トイレがないといった理由があるよ。学校に通えれば早すぎる結婚や妊娠をさけられるし、女性の立場が向上して、経済成長にもつながるよ。どんな機会も、男女平等に与えられるべきなんだ。

日本はジェンダーギャップ指数が低い

家事や育児のために女性は活躍できない?

日本のジェンダーギャップ指数/【SDGs17の目標を解説】目標⑤「ジェンダー平等を実現しよう」

(出展)世界経済フォーラム「ジェンダー・ギャップ指数2021」

日本のジェンダーギャップ指数は156カ国中120位。ジェンダーギャップ指数が低い日本は、男女平等が遅れているよ。女性議員も少なく、女性の首相もこれまでにいない。世界的にみても女性の社会進出が進んでいないんだ。

男らしい、女らしいって何?

男女の不平等は世界中にある。そこで必要なのは、女性が社会に参加できる社会をつくること。それを受け入れる社会をつくること。女性の教育や活躍は、未来のために欠かせないんだ。男らしさや女らしさではなく、その人らしさを大切にすることで、誰もが生きやすく、活躍しやすい社会になるといいよね。

どんなアクションが目標達成につながる?

おうちのジェンダーバランスを考えてみよう

家事と育児に費やす時間(1日あたり)/【SDGs17の目標を解説】目標⑤「ジェンダー平等を実現しよう」

(出展)内閣府男女共同参画局『男女共同参画白書 平成30年度版』

家の中でお父さんとお母さんがどうやって役割を分担しているかな?料理、洗濯、そうじ、ゴミ捨て。誰の負担が多いか考えてみよう。

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