YouTuber(ユーチューバー)などの動画のネット配信者は、小学生のあこがれの職業として注目を集めています。自分の得意なことや情報を発信!世間の注目を集めて人気動画制作者を目指しましょう!
この記事は、『るるぶKids 何になりたい?未来をみつけるおしごと大図鑑』 からの抜粋です。人気&イマドキの職業や憧れの職業を約160種類掲載している、わかりやすく読んで楽しいオススメの一冊です。
取材したのは…
オネガイシマス海賊団!!! オーワ・D・タカシさん
YouTuber(ユーチューバー)のお仕事内容とは?
YouTubeなどに代表される動画投稿サイトに動画をアップロードして視聴者数を増やし、その広告収入を得ることができます。
どこで働くの?
撮影場所は内容によってさまざまです。屋外や自宅で撮影したものを動画として編集して、投稿します。アイデアとセンスが必要です。
YouTuber(ユーチューバー)のお仕事で欠かせないアイテムや服装とは?
グリーンバック
撮影をするときに背景に使うスクリーン。背景の部分に別の画像を合成できます。
マイク
撮影中に話している声や必要な音を音声として録音後、動画に合わせて編集します。
カメラ
撮影するためのカメラ。動画撮影に適したカメラやスマホでも撮影できます。
パソコン
撮影した動画や音声を編集し、字幕や画像を挿入して動画作品を仕上げます。
※動画撮影をするときは著作権の侵害に注意しましょう
<おしごとデータ>
- 働く時間:決められた時間はない
- 資格:なし
- 給料:0~数億円
- アクティブ度:★☆☆
YouTuber(ユーチューバー)のお仕事に関するよくある質問!
Q:YouTuberになりたいと思ったきっかけは?
バンドをやめたときにYouTubeと出会いました。
Q:YouTuberになるためにやってたコトは?
大好きな漫画『ONE PIECE』にちなんだ動画投稿を続けました。
Q:YouTuberになるために大事なことは?
とにかく好きなものや詳しいことを貫くことです!
Q:YouTuberになってびっくりしたことは?
世界各国の人から動画にコメントをもらえたことです。
Q:YouTuberになってよかったことは?
『ONE PIECE新型ファンブック』公認YouTuberになれたことです。
Q:YouTuberになってつらかったことは?
頑張って作った動画を見てもらえなかったことです。
YouTuber(ユーチューバー)の動画ができるまでの流れ
毎日膨大な数の動画が更新され、次々と新しい情報を届けてくれる動画サイト。動画をアップしてくれる制作者さんはどんなふうに映像を作っているのでしょうか。
おもな工程
- 企画ネタを考える
- チームで企画会議
- 動画を撮影
- 動画を編集
- 動画チェック
- サムネイルと概要欄を設定
- 動画公開&SNSに投稿
1.企画ネタを考える
●もっとも重要なこと
「視聴者さんはどんな動画が見たいのかな」
どんな動画を制作するのか、要となるテーマや方向性を考えます。解説をする、おもしろネタを発信するなど、動画が何を伝えたいのか、目的を決めます。
2.チームで企画会議
●進行の流れを決める
「ONE PIECE最新巻について解説したい」
企画を実現するために出演者やカメラマン、ときには作家など制作チームが集まり、動画の流れや構成、必要な小道具の手配や予算などを決定します。
★ちょこっとメモ
企業から依頼が来ることもあるそうです。
3.動画を撮影
●いよいよ収録
カメラや三脚、マイクなど、撮影をするための機材をセッティングして準備をします。カメラの前に出演者がスタンバイしたら撮影スタート。
★ちょこっとメモ
カメラを持って外で撮影することもあるそうです。
4.動画を編集
●映像に一工夫
撮影した映像と音声をチェックします。話の区切りをわかりやすくするために、不要な部分を編集し、字幕を追加します。
★ちょこっとメモ
動画に効果をつけるために、画像やイラストも使います。
5.動画チェック
●視聴者の気持ちになって
編集が完了した動画を、最初から最後まで通しで見ます。音声はちゃんと聞こえるか、テーマに沿った内容が表現できているかなど、細かく確認します。
6.サムネイルと概要欄の設定
●投稿前の大事な作業
「バズるには何が必要かな!?」
動画投稿サイトに表示されるサムネイル画像と、概要欄に掲載する動画の紹介文を作成します。多くの人の目に止まるようなレイアウトを作ります。
★ちょこっとメモ
インパクトのあるサムネイルだとどんな動画か気になるよね
7.動画公開&SNSに投稿
●フォロワーさんに告知
「自信作ができたよ!」
サイトに公開したら、最新動画をできるだけ早くたくさんの人に見てもらえるようにTwitterなどのSNSでフォロワーにお知らせします。
★VTuberって?
VTuberとはバーチャルYouTuberの略。YouTuberと異なり、自分の分身であるアバター(キャラクター)を動画内に登場させて配信をします。初のVTuberを自称したのは「キズナアイ」で登録者数はなんと300万人超え!
先輩からのメッセージ
オネガイシマス海賊団!!! オーワ・D・タカシさん
「ONE PIECE愛にあふれる動画をアップ!」
まずは動画作品を投稿!あとは試行錯誤あるのみ
とにかく好きなことや、詳しいことがあるならYouTubeに動画をあげてみましょう!SNSを利用して自分の存在を知ってもらうことも大切です。どんな内容が多く再生されてるかを研究して、たくさんの人が見てくれる動画を作り続けてください!
★取材協力 オネガイシマス海賊団!!! オーワ・D・タカシさん
YouTuber(ユーチューバー)にはどんな人が向いている?
動画を作るためにはどんな内容にするか考えなければいけません。そこで強みとなるのが「好きなものがある」ということ。楽器の演奏や歌、ダンス、絵を描く、ゲームをする、自由研究の発表など、日常の生活の中で見つかられることもたくさんありますよ。
また、動画を通じて「人の役に立ちたい」、YouTubeはもちろんTikTokやInstagramなど「SNSが好き」という人にも向いているでしょう。
ほかにも!「好き」をつきつめるお仕事を紹介
» eスポーツ選手
» Xスポーツ選手(プロクライマー)
» ゲームクリエイター
» 声優
『るるぶKids 何になりたい?未来をみつけるおしごと大図鑑』発売中!
2022年2月発売の『るるぶKids 何になりたい? 未来をみつける おしごと大図鑑』は、定番や“イマドキ”の人気職業をイラストでわかりやすく紹介する、子どもたちの夢を応援する一冊です。
「将来の夢はなに?」
そう聞かれる機会が、幼稚園や小学校でも増えています。ですが、将来どんな仕事をしたいかというのは、未就学児~小学生には見つけるのが難しかったり、「これになりたい!」と思っても、実際にどんな職業なのかわからなかったり…。そもそも「こんな職業があったんだ! 知らなかった! 」ということもよくありますよね。
本書では、「好きを仕事に」「ものづくりの仕事」「人に関わる仕事」「未来の仕事」という4つのテーマで、約160種類のお仕事を紹介しています。取り上げているのは、スポーツ選手、アナウンサー、獣医師、モデル、パティシエといった定番や、ユーチューバー、ゲームクリエイター、eスポーツ選手といった最新の職業など。現在活躍中のプロたちに取材しています。
わかりやすくて読んで楽しい一冊を、ぜひ親子で一緒にご覧ください。