富山の冬は2日1度は雪が降る!子供たちの遊び場はここだった|富山移住5

富山移住 4歳長女&2歳双子男子の子育て中

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こんにちは! 東京から富山に移住し、現在4才長女と2才の双子男児を育児中の沢井メグです。さて1月に入り富山は本格的な雪シーズン真っ只中です。そう雪、雪なのですが……正直、こんなに降るとは思わなかった! 住むまで全く知らなかったのですが富山は北海道や青森に次ぐ日本でも有数の、いや世界的に見てもなかなかすごい豪雪地帯だそうです。そんな雪国では子供は何をして遊んでいるのでしょうか? やっぱり雪遊び?

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沢井メグ移住者プロフィール:沢井メグ
ライター、翻訳者(中国語)。学校法人や上海万博に勤めた後、「今後どこに住むかわからない、世界中どこでも続けられる仕事を」と好きな文章書きと中国語を生かしてライター・翻訳者に転身。東京のWebメディアに勤めながら、まさかの地方移住&リモートワークに。独立後も当時思っていた「どこに住んでいても仕事を続ける」を実践中。プライベートでは4歳長女と2歳双子男児のママ。
Twitter:@Megmi381 Instagram:@xiaomeg381.twinslife

雪つもる公園に行ったら誰もいなかった

ベビーカーの長女と公園に

長女が0歳の2017年1月のことです。雪が続いていたのでしばらく外出していなかったのですが、育児本で「冬場でも赤ちゃんの外気浴をしよう」と書いてあるのを見て、久々に晴れた日に長女を公園に連れて行きました。すると……

誰もいない! 大きな公園なので秋頃は平日でも小さな子供がたくさん遊んでいたのに、今いるのはベビーカーを推した私、そして外国人観光客だけ! まさかの地元民ゼロ。ちなみに観光客の方は話しかけてみるとマレーシアから来たそうで、雪が珍しいので雪景色の写真を撮りに来ていたとのことでした。

雪景色の公園

子供たちはどこで遊んでいるの!?

そこで地元出身のママ達に聞いてみたところ、小学生くらいになると公園で雪遊びをしないこともないそうですが、幼児だと雪遊びは庭など家の敷地内ですることが多いそうです。さすが持ち家率No.1の県……。

また、富山の冬は寒いだけでなく2日1度の頻度で雪が降ります。さすがに吹雪いているなか外遊びはできません。ということで、特に子供が小さい場合は屋内の遊び場に連れて行くことが多いとのこと。確かに言われていみると室内の遊び場が充実している!
しかも入場料無料のスポットもたくさん!

冬場もたっぷり遊べる屋内スポット

富山県内には無料で子供が遊べる屋内施設がたくさんあるのですが、子どもたちが夢中になって楽しんだ「富山県こどもみらい館」と「おとぎの森館」を紹介します。

富山県こどもみらい館(射水市)

富山県こどもみらい館(射水市)

場所は富山県の真ん中あたりにある「県民公園太閤山ランド」内と、アクセスも良好。乳児から小学校高学年くらいまで楽しく遊べる人気のスポットです。館内には様々な玩具や遊具があるのですが、そのなかでもスゴイのが、室内アスレチックの充実ぶりです! 独特な造りで、大人も童心が刺激されてしまいます。

»「県民公園太閤山ランド」

富山県こどもみらい館のアスレチックは、設置型というより、建物とアスレチックが融合したような造りになっています。壁や天井にトンネルやネットが張られていて、建物内の各所にある入口から中に入ることができます。アスレチックと探検が同時にできて見ているだけでもワクワク。「室内のアスレチック」というより「アスレチックの中に部屋がある」という印象です。

富山県こどもみらい館のアスレチック
アスレチックのトンネル内の様子/富山県こどもみらい館(射水市)

アスレチックは建物の2階部分にあるのですが場所によっては足元が透けて1階まで丸見えです。

壁や天井にトンネルやネットが張られている/富山県こどもみらい館(射水市)
アスレチックの様子/富山県こどもみらい館(射水市)
アスレチックの様子/富山県こどもみらい館(射水市)

高所が苦手な4歳の長女は最初は怖がっていましたが、安全だとわかるとその後は思いっきり楽しんでいました!

アスレチック全景/富山県こどもみらい館(射水市)

特にネットがお気に入りで何度も2階からネットを伝って降りてきていました。これだけ体を動かしたら、夜はしっかり寝てくれそう! こんな風に小さくガッツポーズをした親は私だけではないはずです!

おままごとコーナー/富山県こどもみらい館(射水市)

アスレチックの他にも、大きな滑り台、絵本コーナーや、おままごとコーナー、ねんねの赤ちゃんがコロンと寝転べるようなキッズコーナーもあり、0歳~小学生までのお子さんが自由に楽しく遊べるような工夫がたくさんありました。

大きな滑り台/富山県こどもみらい館(射水市)

新型コロナの影響で、一部の玩具が撤去されていましたが、それでも1日遊べるほど遊びエリアが充実です。実際にこどもみらい館で出会った年少さんのお友達は朝の10時から16時まで1日中遊んでいたそう。飲食可のエリアもあるのでお弁当持参で遊びに来ているお友達もたくさんいました。

ひとつ注意しなければいけないのが、富山こどもみらい館は、駐車場から歩くとかなり距離があるということ! 大人の足では10分少々でそう遠くないのですが、子供を連れて往復することを考えるとなかなかの距離です。しかも途中は坂道や階段もあり……そうだわ、ここ「山」だったわ。

しかし心配は無用です。夏期は園内を巡回するトレーン(有料)が運行、冬期は無料のミニバスが巡回しています。ぜひ活用しましょう♪

高岡おとぎの森館(高岡市)

おとぎの森館(高岡市)

「おとぎの森館」がある「高岡おとぎの森公園」は、藤子・F・不二雄先生の故郷である高岡市の公園で、ドラえもんの空地が再現されていることでも知られています。

»「高岡おとぎの森公園」

園内にある「おとぎの森館」は、地下1階は富山の自然を知ることができるミニ科学館のような地下回廊、1階は超大型トランポリン「ジャンピン」、2階にはプロジェクションマッピングがきれいなボールプール「バブリン」、3階は街が一望できる展望台があります。沢井家の子どもたちは、地下回廊にハマって5周くらい回りました。じっくり全フロアを回るとあっという間に半日は経ってしまうはず。
※バブリンは新型コロナウイルス感染拡大防止のために休止中

超大型トランポリン「ふわふわドーム」/おとぎの森館 (高岡市)
地下回廊/おとぎの森館 (高岡市)

そのほか地域の子育て支援センターや児童館、有料の施設も含めると数えきれないほどの屋内スポットが存在します。富山は雪だけでなく雨も多い地域ですが、これだけあれば晴れていなくたって遊ぶ場所に困りません!

まとめ

富山の本格的な雪シーズンは12月下旬~2月中旬です。1月はちょうど折り返し地点、冬はまだまだ続きます。寒さは堪えますが、この気候ならではの絶景やグルメが堪能できる最高の季節でもあります! 次回は冬場の風景やイベントなど中心に富山生活をご紹介します。

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