
自分の住む地域で、全国的によく知られているものやたくさん作られているものはあるかな?そうした品物を「特産品」というよ。住んでいる都道府県の特産品にはどんなものがあるのか調べて、実際に食べてみよう。
おすすめの年齢・制作時間
社会の授業で、自分の住んでいる地域を調べ始める中学年以上に向いているよ。特産品の調理をする時は必ずおうちの人とおこなってね。
4年生 5年生 6年生 調べる 製作期間:3日
用意するもの

・自分が住んでいる都道府県や、まちの特産品
スーパーの特産品コーナーや道の駅、JA、直売所などで手に入れることができるよ
・レシピに合わせた調理道具や調味料など
・カメラ
・メモ帳、筆記用具
手順
1.特産品を調べる

自分の住んでいるまちのホームページや図書館、道の駅、おみやげ屋さんなどで、どんな特産品があるか調べてみる。
2.気になる特産品を買う

おうちの人とお店に行って、自分の住んでいる地域の特産品を探す。
<ポイント>
- 写真を撮[と]るときは、お店の場合はお店の方に声をかけて、目的を伝えてから撮ろう。
- 地域の収穫[しゅうかく]体験に参加してみるのも、思い出に残るよ。
- 農家の直売所や収穫体験に行ったときに、農家の方にお話を聞けそうだったら、おいしい食べ方や特徴[とくちょう]などを聞いてみよう。
3.特産品を観察して、調理してみる

特産品をよく観察してスケッチしてみる。そのあと、どんな料理にするかを決めて、おうちの人といっしょに調理する。
<ポイント>
- 観察するときは、写真も撮[と]っておこう。色や形はどんな感じかな? 大きさや重さはどのぐらいか実際に計測してみよう。ツルツルしている、ザラザラしているなど、さわってみたときの感触[かんしょく]もメモしよう。
- 調理が必要なものは、おうちの人と一緒[いっしょ]に調理を。どうしてそのレシピを選んだのか、料理名もメモしておこう。
4.実際に食べて、感想をまとめる
作った料理を写真に撮る。食べてみて、食感や味についてメモする。
まとめ方のコツ
・写真をもとに特産品を絵にかいて、特徴[とくちょう]を書き込[こ]んでおくとわかりやすくなるよ。手ざわりや色など、気づいた点はどんどん書いておこう。
・特産品の歴史や育ち方、どういう土地で栽培[さいばい]されているかなども調べてまとめると深みのある学習になるよ。
・気になる特産品がいくつもあるときは、どこの地域で栽培されることが多いか、地域の地図を自分でかいてみるのもおすすめ。特産品の特徴をまとめるときは、1枚ずつ(1種類ずつ)まとめると見やすいよ。
画像:PIXTA
47都道府県の特産品を解説!

各都道府県の特産品をひとつずつピックアップ。親しみやすいイラストと【知る=雑学を知ろう】【つくる=おうちで実践(せん)】【学ぶ=体験施設へGO】3つの観点からたっぷり解説します♪読んだら思わず、自分の住んでいる都道府県の特産品についてもっと知りたくなるはず!
47都道府県の記事
■ 北海道・東北 北海道:サケ / 青森:りんご / 岩手:ワカメ / 宮城:笹かま / 秋田:お米 / 山形:さくらんぼ / 福島:桃
■ 関東 茨城:納豆 / 栃木:いちご / 群馬:コンニャク / 埼玉:せんべい / 千葉:落花生 / 東京:ブルーベリー / 神奈川:シラス
■ 東海 岐阜:鮎 / 静岡:うなぎ / 愛知:味噌 / 三重:松坂牛
■ 甲信越・北陸 山梨:トウモロコシ / 長野:信州そば / 新潟:枝豆 / 富山:ホタルイカ / 石川:麩[ふ] / 福井:サバ
■ 関西 滋賀:フナ / 京都:お茶 / 大阪:ナス / 兵庫:タマネギ / 奈良:そうめん / 和歌山:梅干し
■ 中国・四国 鳥取県:梨 / 島根:シジミ / 岡山:ぶどう / 広島:ソース / 山口:フグ / 徳島:すだち / 香川:うどん / 愛媛:みかん / 高知:カツオ
■ 九州・沖縄 福岡:明太子 / 佐賀:海苔 / 長崎:カステラ / 熊本:スイカ / 大分:シイタケ / 宮崎:鶏 / 鹿児島:サツマイモ / 沖縄:パイナップル