ツリートレッキング・ジップラインの子どもの楽しみ方は?全国のおすすめも紹介

ツリーアドベンチャー/ロッテアライリゾート(新潟県妙高市)
ロッテアライリゾート(新潟県妙高市)

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大自然の中で、空中に張り巡らされたワイヤーに命綱をつないで楽しむツリートレッキングやジップライン。空中アスレチックとも呼ばれ、最近は子どもが参加できるコースも増えています。一見怖そうなアクティビティですが、安全装置がしっかりしているので安心!高所ならではのスリルがあり、達成感は格別です。小学1年生2人のデビューの様子とともに楽しみ方を詳しく紹介します。全国のおすすめスポットもチェックしてみましょう。

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目次(index)

空中でのスリル・疾走感を体験しよう

ツリートレッキングとは?

ツリーアドベンチャー/ロッテアライリゾート(新潟県妙高市)

樹上に設置された様々なエレメントをクリアしながら進んでいくツリートレッキング。樹から樹へと空中を移動していくのでスリル満点!施設にもよりますが、空中アスレチック、樹上アスレチック、ツリーアドベンチャーなどとも呼ばれています。コースの最後はジップラインで滑り降りてゴールするのが定番。ヘルメットやハーネス(安全ベルト)、命綱を装着するので子どもも安心して挑戦できます。

ジップラインとは?

ジップライン/ロッテアライリゾート(新潟県妙高市)

ジップライン(ジップスライド)は高所から低所のゴールまで張られたワイヤーロープに滑車をかけて、一気に滑り降りるアクティビティ。長さ・高さ・速さ・絶景が自慢のジップラインが日本にも増えてきています。

<日本最大級のジップライン例>
●ニセコHANAZONOリゾート(北海道)「ブラックダイアモンド スーパーフライ」全長1700m
●ロッテアライリゾート(新潟県)「ジップツアー」全長1501m
●ツリーピクニック アドベンチャー いけだ(福井県)「メガジップライン」510m

大自然の中にいくつも張り巡らされたジップラインを次々に駆け抜けるツアー(ジップラインアドベンチャー)も人気です。ジップラインの合計が1000mを越えるコースも全国に多数登場しています。
初めての子どもは、ツリートレッキングのコース内に設置されているジップラインから試してみるのもおすすめです。

子どもは何歳から挑戦できる?

ツリートレッキングやジップラインは、コースごとに年齢や身長、体重の条件が設定されていることがほとんどです。子ども向けに高さを抑えたコースでは、身長110cm以上、120cm以上、小学生以上などが対象のものが多くありますが、3~4歳の幼児から参加できるコースを設置しているスポットもあります。

小学生のデビューレポート!楽しみ方は?

ツリートレッキングやジップラインの楽しみ方を、小学1年生2人のデビューの様子とともに紹介します。体験したのは、ロッテアライリゾート(新潟県)の4歳以上・身長100cm以上から挑戦できる「ツリーアドベンチャー・チャレンジコース」。初めての人や幼児・小学生のデビューにぴったりのコースです。

親も一緒に参加する?スマホ撮影はOK?

子どもが参加するコースを選ぶ際には、親の同伴参加の要否やコース内での見守り、写真撮影が可能かどうかなども、事前に確認しておくのがおすすめです。

ロッテアライリゾートでは未就学児は保護者の同伴参加が必須、小学生もコースによって保護者の同伴参加が推奨されています。特に初めて参加する子どもなら、保護者が近くで声をかけてくれるだけで安心感があるでしょう。
同伴参加する保護者は自己責任で携帯電話などをポケットに入れておき、途中で子どもの勇姿を撮影してもOK。ただし、首から下げて参加するのは安全上の理由で禁止です。同伴しない保護者は下から応援したり、写真撮影をすることもできます。

服装や持ち物は?雨の日はどうする?

動きやすくて汚れてもよい服装と、スニーカーや運動靴が基本。ハーネスの股下ベルトが装着しやすいパンツを選びましょう。
体験した日は蒸し暑い夏でしたが小雨が降っていたため、濡れてもあまり気にならないラッシュガードを上下着用しました。長袖は擦り傷や虫刺されの防止にもなります。涼しい季節の雨なら、レインスーツの着用がおすすめです。また髪を上の方で結んでいるとヘルメットに当たって痛くなることがあるようなので、下の方で結び直しました。
参加する施設の推奨する服装や、レインスーツのレンタル・販売の有無なども事前に確認しておきましょう。

最初の説明をよく聞いておこう

最初にスタッフから命綱の使い方やコースの注意事項などの説明があります。子どもが自分で命綱をワイヤーに取り付けたりする必要はありませんが、どこを持ったらよいか、どこを触ってはならないかなど、よく聞いておきましょう。

怖いエレメントは?離脱もできる?

コースの前半で苦戦している子どもが多かったのがこのエレメント。ロープを引っ張りながら、乗り物から次の木に移ることが難しく、涙ぐむ子どももいました。でも、周りの大人の応援を聞きながら落ち着いて何回かチャレンジすれば大丈夫!だんだんと命綱やロープの扱いにも慣れてきます。

どうしても動けなくなってしまった場合は、スタッフが特殊な器具で地上まで下ろしてくれるレスキューも可能だそう。コースの途中で離脱できるポイントも何カ所かあるので、実際にレスキューが行われることはほとんどないそうです。

ジップラインでゴール!着地のコツは?

コース最後のエレメントは爽快なジップライン!こちらのジップラインのコツは、前向きに滑走して、最後は足を曲げずに伸ばし、地面に着く際に丘を駆け上がるようにするとよいとのこと。結果は1人は大成功、1人は回転してお尻をついてしまいましたが、服が少し汚れただけで済みました。

最後は達成感で笑顔に…

初めてで最初は緊張した表情だった子どもたちも、後半には笑顔が増え、終了後は満面の笑顔に!「もっと難しいコースもやってみたい」と次への意欲もわき、忘れられない思い出になったようです。

長いジップラインにも挑戦!

170mのジップライン/ロッテアライリゾート(新潟県妙高市)

ロッテアライリゾートには、4歳以上・⾝⻑100cm以上から参加できるジップラインもあります。ツリートレッキングを体験する前は「長いジップラインは怖くてできない」と言っていた子どもたちも、体験後はすっかり自信がついて挑戦。このジップラインの⻑さは170m、最後はスタッフが受け止めてくれるので安心です。

●ロッテアライリゾート

住所:新潟県妙高市両善寺1966
アクティビティの詳細情報はこちら:
» 新潟県のアスレチック10選!空中滑走するジップラインや公園の大型遊具も人気

全国のツリートレッキング・ジップライン

るるぶKidsでは、エリアごとのアスレチック記事の中で、子どもにおすすめのツリートレッキング(空中アスレチック・樹上アスレチック)やジップラインも紹介しています。年齢・身長・体重の条件などを確認して、挑戦したいスポットを探してみましょう。フィールドアスレチックや公園のアスレチック遊具、ターザンロープなどの情報も満載です。

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*…ツリートレッキング・ジップラインの紹介がない都道府県

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