8月は夏休み中のため、家族でのお出かけや旅行にぴったりの季節。海やプールなどの水遊び、カブトムシなどの昆虫採集から星空観察まで、親子で楽しみたいイベントが盛りだくさん。また、お盆など日本ならではの伝統行事もあります。連日30℃を超える日が続くので、体調管理には十分に気をつけて夏を楽しみましょう。
子ども歳時記
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『るるぶ』の名前の由来は、「見る+食べる+遊ぶ」×「知る+創る+学ぶ」。『るるぶKids歳時記』では、この『るるぶ』ならではの視点で、月ごとに親子で楽しみたいこと、知っておきたいことなどをご紹介します!
8月の「知る」主な行事と季節の習わし
子育て世代はとかく忙しいもの。あっという間に月日がすぎてしまいますよね。ですが、そうしている間にも子どもは日に日に成長していきます。ぜひ親子で季節を感じながら、行事を楽しんでみませんか? 親子で四季特有の事柄を知り、楽しむ時間は、思い出が増えることはもちろん、小学校以降の学習につながる好奇心も大いに育みます。

●8月7日:立秋(りっしゅう)
立秋は暦の上で秋が始まる日で、この日からあいさつが「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わります。まだまだ暑い日が続きますが、立秋以降の暑さは「残暑」と呼ばれます。
子どもと一緒に祖父母への残暑見舞いを書いたり、はがきづくりのワークショップに参加してみるのもおすすめです。
●8月11日:山の日
山の日は2016年にできた新しい祝日で、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことが目的です。この日は全国の山や高原で親子向けのハイキングイベントが開催されます。山登りが難しい場合でも、都市部の科学館で山の展示を見たり、自然体験プログラムに参加したりできます。標高の高い場所は涼しいので、暑い夏のお出かけ先としても最適です。
▼山の日についてはこちらをチェック!
●8月13日~16日:お盆・迎え火と送り火
お盆は先祖の霊が家族のもとに帰ってくる期間で、13日に迎え火、16日に送り火を行う伝統行事です。迎え火は先祖の霊を迎えるため、送り火は先祖の霊を送るために火を焚きます。京都の大文字焼きや長崎の精霊流しが有名な送り火イベントです。
この期間は帰省や旅行で各地を訪れる機会も多いでしょう。お寺などで親子で参加できる法要や文化体験が開催されることがあるので、事前にチェックして、日本の文化を楽しく学ぶのもよいですね。
●8月23日:処暑(しょしょ)
処暑は「暑さが終わる」という意味で、夏の終わりを告げる節目です。この頃から朝晩が涼しくなり、虫の音が聞こえ始めます。親子で外で虫の声を聞いたり、空の雲の変化を観察したりできます。
自然公園や植物園では観察会が開催されることがあるので、参加してみるのもよいでしょう。夏休みも終盤時期、自由研究としてもおすすめです。
8月の和名「葉月(はづき)」の意味
現在の8月は真夏ですが、昔の暦では秋の始まりでした。そのため「葉が色づく月」という意味で「葉月」と呼ばれるようになりました。この時期の自然観察イベントでは、季節の変化を感じられる体験ができます。俳句教室や季節の工作イベントでも、この葉月という言葉がよく使われます。
盆踊りの由来と地域の夏祭り
盆踊りは先祖の霊を慰めるために始まった踊りで、現在は8月の代表的な夏祭りイベントになっています。各地域で特色ある盆踊りが楽しめ、東京の高円寺阿波おどりや徳島の阿波おどりが特に有名です。親子で浴衣を着て参加すれば、日本の文化を肌で感じられるいい機会になるでしょう。
水遊びが楽しい季節
気軽に公園などで水遊びをするのもおすすめ。じゃぶじゃぶ池や噴水で水遊びができる公園、水遊びが人気のテーマパークなどもチェックしてみてください。無料のスポットも多数!
▼おすすめ水遊びスポット
体調管理にも気を付けよう
夏は、暑さで体調を崩しやすい季節。紫外線・熱中症、感染症対策もしっかり行って、楽しく夏休みを過ごせるようにしましょう。
▼子どもの紫外線対策
▼夏の三大感染症
8月の「つくる」親子で楽しむクラフト・工作
8月は夏休み期間で家にいる時間が増えるため、工作やクラフトを楽しむ絶好の機会です。身近な材料で手軽に始められるものばかりなので、親子で一緒に作ってみましょう。
夏のフルーツの定番・スイカを折り紙で作ってみよう!

夏のフルーツといえば、スイカが定番。『るるぶ 楽しく折って親子で世界一周!旅のおりがみ100』では、スイカの折り方が詳しく紹介されています。スイカ以外にも、ひまわりや朝顔、かき氷など夏の風物詩を作るのもおすすめ。完成した作品は、暑中見舞いや残暑見舞いのカードに貼ってもいいですね。
▼この本に掲載!
夏野菜でスタンプを作ってみよう!

野菜の切れ端を使ってオリジナルアートを作れる「野菜スタンプ」を作ってみませんか?オクラ・ピーマン・レンコン・ブロッコリーのほか、トウモロコシや枝豆などの夏野菜で、野菜スタンプ作りを楽しめます。
▼夏野菜で工作しよう! 野菜スタンプのやり方&アイデア集
精霊馬・精霊牛(キュウリとナスの飾り)作り

画像:PIXTA
お盆の時期に作る精霊馬と精霊牛は、精霊馬は先祖の霊が早く帰ってこられるように、精霊牛はゆっくり帰れるようにという願いが込められ作る、夏ならではの伝統的な工作。キュウリに4本の割り箸を刺して馬を、ナスに4本の割り箸を刺して牛を作ります。
作り方は簡単で、キュウリやナスに割り箸を脚として刺すだけ。割り箸の先は尖っているので、大人が手伝ってあげて安全に作業しましょう。完成したら仏壇の前や玄関に飾ります。
自由研究にぴったり! 昆虫・植物標本作り
夏休みの自由研究にぜひ挑戦したいのが定番テーマ・標本作り。昆虫標本は、捕まえた昆虫を乾燥させて標本箱に並べます。植物標本は、採取した植物を新聞紙に挟んで押し花にし、台紙に貼って保存します。採取時は図鑑で名前を調べ、観察記録も一緒に残しましょう。どこで見つけたか、どんな環境だったかを記録すると、より充実した研究になります。
標本作りに必要な道具は、昆虫網、虫かご、ルーペ、標本箱、台紙など。どれもホームセンターや文具店で購入できます。
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8月の「学ぶ」自然や行事の豆知識
セミの羽化観察と生態について

セミは土の中で数年間過ごした後、夏の夜に地上に出てきて羽化します。夕方から夜にかけて木の幹や壁に止まり、背中が割れて成虫が出てくる様子が観察できます。
羽化の観察は午後7時頃から始めましょう。懐中電灯を持参し、セミの抜け殻が多い場所を探してみてください。羽化中のセミは柔らかい体をしており非常にデリケートなので、触らずに静かに観察することが大切です。
カブトムシ&クワガタの採集・飼育方法

子どもたちの人気の昆虫ツートップといえば、カブトムシとクワガタ。8月に入ると、いよいよ本格的なカブトムシやクワガタの成虫採集のピークが到来します。カブトムシ・クワガタの採集・飼育方法を徹底紹介します!
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朝顔・昼顔・夕顔の違い

朝顔、昼顔、夕顔はよく似た花ですが、咲く時間と特徴に明確な違いがあります。
朝顔は早朝に咲いて昼前にしぼみ、ハート型の大きな葉が特徴です。青や紫、ピンクなどさまざまな色があります。昼顔は朝に咲いて夕方まで咲き続け、葉は細長いスペード型をしています。花は淡いピンク色で、道端でもよく見かけます。夕顔は夕方に咲いて翌朝しぼむ花で、実はウリ科の植物です。白い花を咲かせ、大きな実がなります。朝顔や昼顔とは植物の分類が異なります。
夏の雲の種類:入道雲・かなとこ雲
入道雲(積乱雲)は、もくもくと縦に伸びた大きな雲で、夏の雷雨の前兆として知られています。下部が平らで上部が盛り上がっており、さらに発達すると「かなとこ雲」と呼ばれる形になります。
8月の「味わう」旬の食べ物と行事食

画像:PIXTA
8月は暑い夏を乗り切るための栄養豊富な食材、涼しさを感じられるそうめん、かき氷などの料理がおすすめです。
果物:スイカ・桃・梨
スイカは8月の代表的な果物で、水分が90%以上含まれているため熱中症予防にも効果的です。おいしいスイカの見分け方は、縞模様がはっきりしていて、濃い部分が少し膨らんでいるものを選ぶことです。
桃は甘くてジューシーで、ビタミンCが豊富に含まれています。手で軽く押して少し柔らかいものが食べ頃です。冷蔵庫で冷やしすぎると甘みが減るので、食べる1時間前に冷やすのがおすすめです。
夏野菜:トマト・キュウリ・ナス・とうもろこし
トマトは真っ赤に熟したものが栄養価も高く、リコピンという抗酸化成分が豊富です。ヘタが緑色でピンとしているものを選びましょう。冷やしてそのまま食べたり、サラダにしたりして楽しめます。
とうもろこしは甘くて子どもにも人気の野菜で、エネルギー源になる糖質が豊富です。皮付きのまま茹でると甘みが逃げません。茹でたてのとうもろこしに塩を振って食べるのが一番おいしい食べ方です。
行事食:そうめん・かき氷・お盆のお供え物
そうめんは七夕の頃から食べられる夏の定番で、のど越しが良くて食欲がないときでも食べやすい食材です。茹で時間は1〜2分と短く、冷水でしっかり冷やすのがポイントです。薬味にネギや生姜を使うとさっぱりといただけます。
かき氷は暑い夏の楽しみで、家庭でも手軽に作れます。氷を細かく削って、シロップやフルーツをトッピングして楽しみましょう。最近は天然氷を使ったふわふわのかき氷も人気です。
親子で作る夏の涼味レシピ
夏の果物を使ったフルーツポンチを作ってみましょう。子どもには柔らかい桃や梨を切ってもらい、大人がスイカを担当すると安全です。フルーツの切り方をそろえなくても、手作り感があっておいしく仕上がります。
【材料(4人分)】
- スイカ:1/8個
- 桃:2個
- 梨:1個
- サイダー:500ml
- 砂糖:大さじ2
- 氷:適量
【作り方】
- スイカ、桃、梨を一口大に切ります。桃と梨は皮を剥いてから切りましょう。
- 大きなボウルに切ったフルーツを入れます。
- サイダーと砂糖を加えて軽く混ぜます。
- 冷蔵庫で30分〜1時間冷やします。
- 食べる直前に氷を浮かべて完成です。
8月の「観る」星空・天体イベント
8月12日~13日:ペルセウス座流星群(極大)

画像:国立天文台
ペルセウス座流星群は8月の最大の天体イベントで、三大流星群のひとつに数えられます。8月12日の深夜から13日の明け方にかけて活動のピークを迎え、1時間に30個程度の流星が観察できる可能性があります。
8月9日:満月(スタージョンムーン)
8月の満月は「スタージョンムーン」と呼ばれています。この時期にスタージョン(チョウザメ)がよく獲れたことに由来します。
夏の大三角(織姫・彦星・デネブ)
夏の大三角は、織姫(ベガ)、彦星(アルタイル)、デネブの3つの明るい星で作られる大きな三角形です。織姫はこと座の一等星ベガで、夏の夜空で最も明るく輝く星のひとつです。彦星はわし座の一等星アルタイルで、織姫の南東側で見つけられます。デネブははくちょう座の一等星で、三角形の頂点を作る星です。

