京都府の梅の名所・梅林・梅園(2024)開花時期や梅まつりもチェック

京都府の梅の名所・梅林・梅園(2024)開花時期や梅まつりもチェック
長岡天満宮(京都府/長岡京市)

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京都府の梅がきれいな寺社、梅林、梅園など、おすすめの観梅スポット9件を紹介します。
(梅まつりあり:4件)
例年の開花時期は2月中旬から3月中旬までのスポットがあり、梅の種類が多い「北野天満宮」では約50品種の梅が次々と咲きます。各スポットの梅の時期や本数、梅の種類などをチェックしてみましょう。

関西の梅の名所
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目次(index)

京都市内の梅の名所

元離宮二条城(京都府/京都市中京区)

もとりきゅうにじょうじょう

慶長8年(1603)、徳川家康が京都御所の守護と、将軍上洛時の宿泊所として造営された「元離宮二条城」。その本丸庭園や二の丸庭園などでは四季折々に美しい景観が鑑賞できるが、城内南西部の梅林では2月中旬~3月下旬に気品ある梅が開花。昭和29年(1954)に植樹された梅は約90本あり、品種は紅梅、白梅、桃色梅、シダレ梅、1本の木に紅白の花を咲き分ける源平咲き分けやシダレウメなどがあり、さまざまな梅の花を楽しめる。

元離宮二条城

京都市元離宮二条城事務所

<梅情報・スポットの特徴>

  • 例年の見ごろ:2月下旬~3月上旬
  • 梅の本数:約90本
  • 梅の主な種類:紅梅、白梅、桃色梅、しだれ梅、源平咲き分け
住所 京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
問合先 075-841-0096
料金 入城料1300円(二の丸御殿観覧料含む)、二条城障壁画 展示収蔵館入館料100円(開館期間のみ)
時間 8時45分~16時(17時閉城)
URL

https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/

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京都御苑(京都府/京都市上京区)

きょうとぎょえん

京都御所などを囲む周囲約4kmの広大な公園。市街のほぼ中心に位置し、交通も便利なこの公園は、東京遷都までは宮家や公家の邸宅が立ち並んでいた。現在は自然豊かな国民公園となっている。閑院宮[かんいんのみや]邸跡(月曜休館)、九條家ゆかりの茶室拾翠亭[しゅうすいてい](年末年始を除く毎週木・金・土曜公開)など歴史的遺構も点在する。”禁門の変”の激戦地であった蛤御門[はまぐりごもん]の南方、三条天皇の里内裏で、清少納言や紫式部が仕えた”枇杷[びわ]殿跡”辺りに位置する梅林では、1月中旬~3月中旬に約200本の梅の

京都御苑

(C)環境省京都御苑管理事務所

<梅情報・スポットの特徴>

  • 例年の見ごろ:1月中旬~3月中旬
  • 梅の本数:約200本
  • 梅の主な種類:紅梅、白梅、黒木の梅、おもいのままほか
  • 梅以外の春の花:桃(3月中旬~4月中旬)、桜(3月下旬~4月中旬)ほか
  • ペットの入園:可/リード必須、マナーを守ること
住所 京都府京都市上京区京都御苑3
問合先 075-211-6364/(一財)国民公園協会 京都御苑
料金 入苑無料、拾翠亭は300円
時間 入苑自由
休み 入苑自由(管理事務所は土・日曜、祝日)
URL

https://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/

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北野天満宮北野の天神さま(京都府/京都市上京区)

きたのてんまんぐうきたののてんじんさま

学問の神様・菅原道真公をお祀りした全国に一万社以上ある天満宮・天神社の宗祀(総本社)の神社。北野の天神さまと親しまれ、特に受験シーズンは合格祈願の人で賑わう。境内一帯は、豊臣秀吉が北野大茶会を催した所。三光門(重要文化財)をくぐると社殿。現在の社殿は慶長12年(1607)豊臣秀頼の造営だ。国宝の拝殿と本殿を石の間で結び八棟造と称される。梅花祭では、「野点大茶湯」と称して境内で上七軒の芸舞妓による抹茶の接待があり、年末には新春御祝「大福梅」が参拝者に授与(有料)される。また、毎月25日の天神さんの縁日には宝物殿が公開される。

北野天満宮北野の天神さま

(C)北野天満宮

<梅情報・スポットの特徴>

  • 例年の見ごろ:2月下旬~3月中旬
  • 梅の本数:約1500本
  • 梅の主な種類:照水梅、和魂梅、黒梅、座論梅ほか50種類

<梅まつり>

住所 京都府京都市上京区馬喰町
問合先 075-461-0005
料金 境内無料
時間 参拝7~17時(時節により変動あり)
休み 無休
URL

https://kitanotenmangu.or.jp/

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梅宮大社(京都府/京都市右京区)

うめのみやたいしゃ

桂川東岸に位置する「梅宮大社」は、子授け・安産の神として尊ばれる古社。酒造の神としても信仰を集める。境内には、梅宮大社の神花として梅が約35種、約400本を植栽。特に、西神苑は梅林として見ごたえがあり、呉服枝重や白牡丹、盤上などのほか、1本で紅白を咲き分ける「思いのまま」など、遅咲きの梅が3月に咲く。12月末から咲き始める極早咲の冬至梅をはじめ、2月中旬~3月中旬には寒紅梅、丹紅、道知辺などが開花する咲耶池が広がる東神苑もおすすめ。

梅宮大社

(C)梅宮大社

<梅情報・スポットの特徴>

  • 例年の見ごろ:2月中旬~3月中旬
  • 梅の本数:約400本
  • 梅の主な種類:冬至梅、寒紅梅、大盃、思いのまま、道しるべ、白牡丹、玉牡丹、春日野、加賀白梅、香篆、緑がく、楊貴妃、藤牡丹しだれ、見驚など35品種

<梅まつり>

住所 京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
問合先 075-861-2730
料金 境内無料(神苑入園大人600円、小人400円)
時間 9~17時(入苑受付は~16時30分)
URL

http://www.umenomiya.or.jp/

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随心院(京都府/京都市山科区)

ずいしんいん

名勝「小野梅園」。遅咲きの八重紅梅が例年としては3月上旬ごろ開花し、中旬が見頃となる。隨心院の梅は“はねず”(薄紅色)の梅と呼ばれ、小野小町の「花の色は~」の歌を彷彿とさせる紅梅が咲き乱れる。また3月の最終日曜には小野小町と深草少将との恋物語(百夜通い)を題材にした「はねず踊り」が公演される。

随心院

大本山 随心院

<梅情報・スポットの特徴>

  • 例年の見ごろ:3月中旬
  • 梅の本数:約200本
  • 梅の主な種類:八重紅梅

<梅まつり>

住所 京都府京都市山科区小野御霊町35
問合先 075-571-0025
料金 境内無料(本堂拝観500円)
時間 9時~16時30分
休み 無休
URL

https://www.zuishinin.or.jp/

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勧修寺(京都府/京都市山科区)

かじゅうじ

勧修寺は、醍醐天皇が母胤子の供養のため昌泰3年(900)に創建された門跡寺院で、江戸時代に京都御所から移植された「臥竜[がりゅう]の老梅」と呼ばれる梅の木がある梅の名所でもある。書院前にある「臥竜の老梅」は樹齢300年といわれる親木と、そこから育った子と孫の木が三代で支え合う姿が感慨深く、2月中旬から下旬にかけて、孫の木に白い梅の花が咲く。氷室の池を中心とした池泉回遊式庭園の勧修寺氷池園が広がる境内では、紅梅や白梅の梅のほか、黄色い花のロウバイも楽しめる。

<梅情報・スポットの特徴>

  • 例年の見ごろ:2月中旬~下旬
  • 梅の本数:約4本
  • 梅の主な種類:白梅
住所 京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
問合先 075-571-0048
料金 拝観500円
時間 9~16時

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城南宮(京都府/京都市伏見区)

じょうなんぐう

方除[ほうよけ]の大社と仰がれる。独特の優美な姿を見せる本殿をとりまくように神苑楽水苑が広がっている。さまざまな趣をそなえた庭には、『源氏物語』ゆかりの80余種の草木が四季を彩り、「源氏物語花の庭」と呼ばれる。春と秋に行われる「曲水の宴」は、平安の雅を今に伝える行事として有名だ。早春、神苑楽水苑内にある「春の山」に紅・白のしだれ梅が約150本咲きはじめ、春を告げる。

<梅情報・スポットの特徴>

  • 例年の見ごろ:2月中旬~3月中旬
  • 梅の本数:約150本
  • 梅の主な種類:しだれ梅
住所 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
問合先 075-623-0846
料金 境内自由(神苑800円。7月1日~8月31日は北神苑のみ公開、拝観料300円。2月18日~3月22日は北神苑のみ公開、拝観料1000円)
時間 9時~16時30分(受付は~16時)
休み 無休
URL

https://www.jonangu.com/

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長岡京の梅の名所

長岡天満宮(京都府/長岡京市)

ながおかてんまんぐう

学問の神様として信仰される、菅原道真公を祀る神社。霧島ツツジの名所として名高く、道真公が太宰府に左遷される際、名残を惜しんだ地といわれている。現在の社殿は昭和16年(1941)に平安神宮の旧本殿を移築したもの。広い境内には八条ケ池が広がる。春には本殿前や境内に点在する梅、社殿の奥に広がる長岡公園梅林の梅が咲き誇る。

長岡天満宮

<梅情報・スポットの特徴>

  • 例年の見ごろ:2月下旬~3月中旬
  • 梅の本数:約300本
  • 梅の主な種類:紅梅、八重寒紅梅、しだれ梅、鶯宿梅、白加賀梅
住所 京都府長岡京市天神2-15-13
問合先 075-951-1025
料金 境内無料
時間 散策自由
休み 無休
URL

https://nagaokatenmangu.or.jp/

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城陽の梅の名所

青谷梅林(京都府/城陽市)

あおだにばいりん

梅の産地として知られる京都府。城陽市の南東に位置する青谷地域の青谷梅林で、鎌倉末期には後醍醐天皇の皇子、宗良親王の歌に「風かよふ綴喜の里の梅が香を空にへだつる中垣ぞなき」とあることから鎌倉末期頃はすでに梅林があったとの説もある。早春には約20haの面積に白梅の花が咲き、青谷が甘酸っぱい香りに包まれる。昭和59年(1984)より、開花時期には梅まつりも開催されている。

青谷梅林

<梅情報・スポットの特徴>

  • 例年の見ごろ:2月下旬~3月中旬
  • 梅の本数:不明
  • 梅の主な種類:城州白、白加賀、小梅(オタフク・ダルマ)など

<梅まつり>

住所 京都府城陽市中
問合先 0774-56-4019/城陽市商工観光課
料金 無料
時間 散策自由 ※許可されている私有地以外は立ち入り禁止
休み 無休

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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