【2026年版】1月の子ども向けイベント&行事まとめ|新年の行事・自然・味覚を親子で体験しよう

1月子ども歳時記

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1月は新しい年が始まる特別な月。親子で楽しめる伝統行事や季節のイベントが豊富にありますが、その意味や由来を子どもにわかりやすく伝えてあげたいと思うママパパもいるでしょう。

そこでるるぶKidsでは、「るるぶ」の語源である“見る・食べる・遊ぶ”+“知る・つくる・学ぶ”に沿って、親子で知っておきたい1月の歳時記や楽しみ方をご紹介。季節ならではの星空観察や植物、工作や旬の食べ物など、豊かな親子時間を過ごしてくださいね。

子ども歳時記
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目次(index)

1月の「知る」:主な行事と季節の習わし

1月はお正月の初詣から成人式まで、親子で日本の文化について学ぶことができるイベントが盛りだくさんです。

1月の和名「睦月(むつき)」の意味

1月の昔の呼び方「睦月(むつき)」は、家族が仲良く集まる月という意味です。
お正月に親戚みんなが集まってお祝いすることから、この名前が付けられました。「睦」には「仲良くする」という意味があります。子どもには「家族みんなで仲良く過ごす月だからだよ」と教えてあげましょう。

1月1日:元日・初詣・お年玉

元日は1年で最も大切な祝日で、家族みんなで新年をお祝いします。

初詣では神社やお寺に参拝し、家族の健康や子どもの成長を祈ります。多くの神社では甘酒の無料配布があり、子どもたちも楽しめます。初詣の際は混雑するため、小さな子どもと一緒の場合は時間をずらして参拝することをおすすめします。

お年玉は子どもたちが最も楽しみにしているイベントの一つ。「今年も元気に過ごせますように」という気持ちを込めて渡すものです。

1月5日:小寒(しょうかん)・寒の入り

小寒は暦の上で本格的な寒さが始まる日です。
この日から節分までの約1ヵ月を「寒の内」と呼びます。子どもには「今日からとても寒くなるよ」と教えてあげましょう。この時期は風邪をひきやすいので、手洗いうがいを忘れずに行うことが大切です。寒稽古のイベントも各地で始まります。

また、寒中見舞いを出す時期でもあるため、子どもと一緒にお世話になった方へのあいさつ状を書くのも良い体験になります。

1月7日:人日の節句・七草がゆ

1月7日は七草がゆを食べる日です。
春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)を入れたおかゆで、1年間病気をしないようにお願いします。お正月のごちそうで疲れた胃腸を休める意味もあります。

スーパーでは七草セットが売られているので、子どもと一緒に作ってみましょう。「七草の歌」を歌って、七草の名前を楽しく学ぶのもいいでしょう。多くのレストランでも七草がゆメニューが登場するので、外食で楽しむこともできます。

1月11日:鏡開き

鏡開きは、お正月にお供えした鏡餅を食べる行事です。
鏡餅には神様が宿っているとされ、それを食べることで神様の力をもらうという意味があります。包丁で切るのではなく、木づちで叩いて割るのが正しい方法です。

家族みんなで鏡餅を食べることで、新年の願いが叶うとされています。お汁粉やお雑煮にして食べましょう。固くなった鏡餅は、細かく砕いてかき餅にしたり、お汁の具にしたりできます。

1月12日:成人の日(2026年)

2026年の成人の日は1月12日です。
20歳になった人たちをお祝いする祝日で、全国で成人式が開催されます。振袖や袴、スーツを着た新成人の姿を見ることができます。地域によっては親子で参加できる成人式イベントもあります。

この日をきっかけに、子どもと「大人になったらどんなことをしたい?」という話をするのも良いでしょう。

1月15日:小正月・どんど焼き

小正月には、「どんど焼き」というイベントが各地で行われます。
お正月の飾りやお守りを燃やして、無病息災を祈ります。どんど焼きの火で焼いたお餅や団子を食べると、1年間元気に過ごせると言いわれています。

子どもと一緒に地域のどんど焼きに参加してみましょう。書き初めの作品を燃やすと字が上手になるという言い伝えもあります。地域の人たちとの交流の場としても大切なイベントです。近所の神社や公園で開催されることが多いので、事前に確認しておきましょう。

1月20日:大寒(だいかん)

大寒は一年で最も寒い時期とされる日です。
この頃が寒さのピークなので、子どもたちの体調管理に特に注意しましょう。昔から「大寒の水」は体に良いとされ、この日に汲んだ水でお味噌や醤油を作る習慣もありました。

寒さが厳しい分、温かい食べ物がよりおいしく感じられる時期でもあります。子どもと一緒に温かい鍋料理やスープを作って、家族で温まりましょう。

1月の「つくる」:親子で楽しむクラフト・工作

1月は寒い日が続くため、室内で親子一緒に楽しめる工作やクラフトがおすすめです。
手先を使う作業は集中力も高まり、完成したときの達成感も大きいものです。親子で一緒に作ることで、コミュニケーションも深まり、冬休みの楽しい思い出作りにもなります。

折り紙で作る雪だるま

【折り紙】雪だるまの作り方

たくさんの折紙レシピが載っている『るるぶ 楽しく折って親子で世界一周!旅のおりがみ 100』の中から、1月は「雪だるま」を紹介。白い折り紙だけでなく、いろいろな色の折り紙を使って、カラフルな雪だるまたちを作るのもおすすめです。
100円ショップでもさまざまな色や柄の折り紙が手に入るので、お気に入りを探すのも楽しいですね。

折り紙は手先の器用さを育て、集中力も高める効果があります。完成した作品は部屋に飾ったり、おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントしたりできます。

【本の詳細はこちら!】
» るるぶ楽しく折って親子で世界一周!旅のおりがみ100(Amazon)

【こちらもおすすめ】
» おりがみ遊びがすごい!脳科学者に聞く子どもへの効果

手作り凧揚げ・羽子板づくり

お正月の伝統的な遊び道具である凧と羽子板を手作りしてみましょう。

凧は画用紙や新聞紙、ビニール袋を使って簡単に作ることができます。子どもたちが好きな絵を描いたり、シールを貼ったりして、世界に一つだけの凧を完成させましょう。

羽子板は厚紙や段ボールで作られ、表面に好きな絵や写真を貼って装飾します。実際に羽根つきで遊ぶこともできるので、作った後の楽しみも広がります。

書き初め用の筆ペン練習・半紙アート

書き初めは新年の伝統行事ですが、筆ペンを使えば気軽に挑戦できます。
まずは筆ペンで自分の名前や好きな言葉を練習してみましょう。「元気」「笑顔」「夢」など、子どもたちにも身近な漢字から始めるのがおすすめです。

半紙に墨で文字を書くだけでなく、絵を描いたり、文字と絵を組み合わせたりして、アート作品として楽しむこともできます。失敗を気にせず、のびのびと表現することが大切です。

完成した作品は額に入れて飾ったり、祖父母にプレゼントしても喜ばれるでしょう。

冬の自然素材で作るお正月飾り

冬の自然散策で集めた素材を使って、オリジナルのお正月飾りを作ってみましょう。
松ぼっくりや枯れ枝、どんぐりなどを使って、リースやしめ縄風の飾りが作れます。松ぼっくりに金や銀のスプレーを吹きかけると、豪華な印象になります。

公園や近所の散歩で素材集めから始めることで、自然への関心も高まります。見つけた素材の名前や、どんな木から落ちたものかを辞典などで調べてみましょう。

福笑いやかるたで遊ぶ・手作りゲーム作成

福笑いを手作り!目や口などのパーツをハサミでカット

お正月の定番ゲームである福笑いやかるたを手作りして、家族みんなで楽しみましょう。

福笑いは画用紙におかめやひょっとこの輪郭を描き、目や鼻、口のパーツを別に作って完成です。子どもたちが好きなキャラクターで作ると、より盛り上がります。

かるたは家族の写真や思い出の場所を使ってオリジナル版を作れます。読み札も子どもたちと一緒に考えることで、言葉遊びの楽しさも学べます。

手作りゲームは材料費もかからず、子どもたちの創造力と家族の絆を深める素晴らしい活動です。完成後は何度でも遊べるので、長く楽しめます。

【福笑いの遊び方や作り方はこちら】
» 福笑いとは?遊び方や手作り方法を解説 家族で楽しもう!

【お正月の遊びはこちらもチェック!】
» 【お正月遊び】すごろく、凧揚げ、羽根つき、お手玉など、子どもと楽しめる10種類を紹介

1月の「学ぶ」:自然や行事の豆知識

1月は新年を迎える特別な月で、自然の変化や伝統行事について学ぶ絶好の機会です。
寒い冬でも咲く花や、春に向けて準備をする昆虫たちの姿を観察できます。また、お正月の行事や食べ物には、それぞれ深い意味や歴史があります。

子どもたちと一緒に身近な自然を観察したり、行事の由来を調べたりすることで、日本の文化や季節の移り変わりを楽しく学べます。

1月の花:カンツバキ(寒椿)

カンツバキは寒い冬に美しい花を咲かせる貴重な花です。
名前のとおり「寒い時期に咲くつばき」という意味で、1月から3月頃まで長い間楽しめます。花の色は濃い紅色やピンク、白などがあり、公園や街路樹でよく見かけることができます。普通のつばきよりも花が小さく、寒さに強いのが特徴です。

カンツバキの花言葉は「愛嬌」や「謙譲」で、厳しい寒さの中でも美しく咲く姿から付けられました。

1月の昆虫:カマキリの卵鞘(らんしょう)観察

1月の公園では、カマキリの卵を見つけることができます。

カマキリの卵は「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれ、薄い茶色の泡のような形をしています。大きさは2〜4cmほどで、木の枝や草の茎に付いています。
この中には100〜300個もの卵が入っており、春になると小さなカマキリの赤ちゃんがたくさん生まれてきます。寒い冬を卵の状態で過ごし、暖かくなるのを待っているのです。

成人式の由来と地域ごとの違い

成人式は奈良時代から続く「元服(げんぷく)」という儀式が由来です。
昔は男性が15歳頃に大人の仲間入りをする儀式でしたが、現在は20歳になった人をお祝いする行事として定着しています。1948年に国民の祝日として制定されました。

地域によって成人式の内容はさまざまで、伝統的な着物での参加が多い地域もあれば、テーマパークや船上で行う個性的な成人式もあります。また、8月のお盆に開催する地域もあります。

正月遊びの歴史

正月遊びには、子どもの健やかな成長を願う深い意味が込められています。

凧揚げは平安時代に中国から伝わり、「子どもが高く舞い上がるように」という願いが込められています。羽根つきは厄除けの意味があり、コマ回しは「物事が円滑に回るように」という願いを表します。
すごろくは人生の縮図とされ、順番を守ることや数の勉強にもなります。かるたは文字を覚える教育的な効果もありました。

これらの遊びは、ゲームのような電子機器がない時代に、家族みんなで楽しめる娯楽として大切にされてきました。現代でも親子のコミュニケーションツールとして活用できます。

おせち料理に込められた願い

おせち料理の一品一品には、家族の幸せを願う意味が込められています。

黒豆は「まめ(勤勉)に働けるように」、数の子は「子孫繁栄」、田作りは「豊作祈願」の意味があります。海老は腰が曲がるまで長生きできるようにという「長寿」の願いです。
紅白なますは水引を表し、お祝いの気持ちを表現しています。栗きんとんは金色で「金運」を、蓮根は穴が開いているので「見通しが良い」という意味があります。

七草がゆの意味と春の七草について

七草がゆは1月7日に食べる、日本の伝統的な行事食です。

春の七草「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」をおかゆに入れて食べることで、1年間の健康を願います。お正月のごちそうで疲れた胃腸を休める効果もあります。
「すずな」はかぶ、「すずしろ」は大根のことで、現在でも身近な野菜です。他の草は野原や道端で見つけることができるものもあります。

「七草なずな、唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に」という歌を歌いながら、七草を刻む習慣もあります。

【七草がゆの由来や簡単レシピを紹介!】
» 七草粥はいつ食べる? 由来や春の七草の種類は?

1月の時候の挨拶と季語

1月の手紙やメールでは、季節に合った挨拶を使うことで、相手への心遣いを表現できます。

●時候の挨拶

「新春の候、皆様におかれましては」「厳寒の候、いかがお過ごしでしょうか」「大寒の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます」などが正式な挨拶です。
より親しみやすい挨拶文としては、「あけましておめでとうございます」「寒い日が続いていますが、お元気でしょうか」「雪景色の美しい季節となりました」「お正月気分も抜けて、いつもの生活が戻ってきました」といった表現が使いやすいでしょう。

●1月の代表的な季語

「初詣」「門松」「雪化粧」「霜柱」「寒椿」「成人式」「七草」「鏡開き」「寒稽古」などがあります。年賀状を書くときにこれらの表現を教えてあげると、日本語の美しさを学ぶ良い機会になります。

1月の「食べる」:旬の食べ物と行事食

1月は寒い季節においしくなる食材がたくさんあります。
旬の野菜や果物は栄養価が高く、風邪予防にも効果的です。また、お正月の行事食には家族の健康と幸せを願う意味が込められています。

野菜

1月の野菜は寒さに耐えて甘みを蓄えているため、特においしい時期です。
緑黄色野菜はビタミンやミネラルが豊富で、風邪をひきやすい冬には積極的に取り入れたい食材です。鍋料理や煮物にすると、子どもも食べやすくなります。

●小松菜

1月が旬の緑黄色野菜で、カルシウムがほうれん草の3倍以上含まれています。お雑煮の具材としても人気で、アクが少ないので下茹で不要で調理が簡単です。

●白菜

鍋料理には欠かせない冬野菜の代表です。水分が多く甘みがあり、ビタミンCが豊富に含まれています。子どもも食べやすい淡白な味わいが特徴です。

●大根

冬の大根は甘くて柔らかく、消化を助ける酵素が豊富です。おでんや煮物、大根おろしなどさまざまな料理に使えて、胃腸にも優しい食材です。

●ネギ

白い部分が太くて甘い冬ネギがおいしい季節です。風邪予防に効果的な成分が含まれており、薬味としても煮物としても活用できます。

果物

1月の果物はビタミンCが豊富で、寒い季節の健康維持に欠かせません。
甘くておいしい旬の果物は、子どものおやつとしても最適です。そのまま食べるだけでなく、ヨーグルトに混ぜたりスムージーにしたりして楽しめます。

●ミカン

冬の代表的な果物で、ビタミンCが豊富に含まれています。皮をむくだけで食べられるので子どもにも人気があり、風邪予防にも効果的です。

●イチゴ

1月から本格的な旬を迎えるイチゴは、大好きだという子どもも多い果物です。ビタミンCが多く含まれており、そのまま食べても料理やお菓子作りにも使えます。

●キウイフルーツ

ビタミンCと食物繊維が豊富で、消化を助ける酵素も含まれています。甘酸っぱい味わいで、半分に切ってスプーンで食べるなど手軽に食べることができるのも魅力です。

魚介類

1月の魚介類は脂がのって栄養価も高く、成長期の子どもたちには特におすすめです。
DHAやEPAなどの良質な脂質が豊富で、脳の発達にも良い影響を与えます。鍋料理や煮物にすると、魚が苦手な子どもも食べやすくなるでしょう。

●タラ

冬が旬の白身魚で、淡白な味わいが特徴です。鍋料理や煮物、フライなどさまざまな調理法があり、子どもにも食べやすい魚です。

●寒ブリ

寒ブリと呼ばれる冬のブリは脂がのっておいしい時期です。照り焼きやしゃぶしゃぶで楽しめ、DHAやEPAなど成長に必要な栄養素が豊富です。

●ズワイガニ

冬の味覚の王様として人気があります。甘くて繊細な味わいで、お正月の特別な食材としても親しまれています。

行事食

1月の行事食には、新年の願いや家族の健康を祈る意味が込められています。
伝統的な料理を通して、日本の文化や季節の移り変わりを子どもたちに伝えることができます。

●おせち料理

お正月に食べる伝統的な料理で、それぞれに家族の幸せを願う意味が込められています。市販品も多く、子どもと一緒に手作りするのも楽しい体験になります。

●お雑煮

地域によって具材や味付けが異なる、お正月の代表的な料理です。餅と野菜が入った温かい汁物で、家族みんなで新年を祝う大切な行事食です。

●七草がゆ

1月7日に食べる春の七草入りのおかゆで、1年の健康を願う行事食です。お正月料理で疲れた胃腸を休める効果もあり、優しい味わいです。

●鏡餅

お正月に神様にお供えする丸いお餅で、1月11日の鏡開きの日に食べます。お汁粉やお雑煮にして、家族みんなで神様の力をいただきます。

1月の「見る」:星空・天体イベント

画像提供:国立天文台

1月は空気が澄んでいるため、星空観察に最適な季節です。流星群や美しい満月、冬の代表的な星座など、親子で楽しめる天体イベントがたくさんあります。夜は冷え込むので、防寒着や毛布を用意して温かくして観察しましょう。

1月3日頃:しぶんぎ座流星群(極大)

しぶんぎ座流星群は1年で最初に見られる流星群で、1月3日頃に最も多くの流星が観察できます。
1時間に数十個の流星が見られることもあります。明け方の4時頃から6時頃が最も見やすい時間帯です。流星は空全体に現れるので、広い場所で寝転んで見るのがおすすめ。

参考:国立天文台|しぶんぎ座流星

1月13日頃:ウルフムーン

1月の満月は「ウルフムーン」と呼ばれます。アメリカの先住民が、真冬に食べ物を求めて遠吠えするオオカミにちなんでこの名前を付けました。

満月の夜は月明かりが明るいので、夜の散歩も楽しめます。ただし、寒いので短時間での観察がおすすめです。

【ウルフムーンの詳細はこちら】
» 2026年最初の満月「ウルフムーン」はいつ?見られる時間や名前の意味、観測ポイントをわかりやすく解説!

1月26日頃:上弦の月

上弦の月は半月の形をした美しいお月様で、クレーターがよく見える絶好の観察日です。夕方から夜中頃まで見ることができるので、子どもの就寝時間前に観察できます。双眼鏡があれば、月の表面の模様もはっきりと見えます。

「ウサギが餅つきをしているように見えるかな?」と子どもと一緒に月の模様を探してみましょう。各国で月の模様の見え方が違うことを教えるのも面白い学習になります。

※月の満ち欠けや満月の日付は年によって前後します。

冬の星座:オリオン座・双子座・シリウス

1月の夜空には、冬を代表する美しい星座や星が輝いています。

オリオン座は三つ星が特徴的で、子どもにも見つけやすい星座です。双子座は二人の兄弟が寄り添う星座として親しまれています。シリウスは全天で最も明るい星で、青白く美しく輝きます。
これらの星座には古代ギリシャの神話があり、物語として話してあげると興味を持ちやすくなります。星座早見盤があると、より多くの星座を見つけることができるのでおすすめです。

星空観察会・冬のプラネタリウム体験

1月は各地で星空観察会やプラネタリウムイベントが開催されています。

科学館や天文台では、専門スタッフによる解説付きの観察会があり、望遠鏡を使って月や惑星を詳しく見ることができます。寒い屋外が苦手な場合は、プラネタリウムでの星空体験もおすすめです。
事前に申し込みが必要な場合が多いので、お住まいの地域の科学館や天文台のホームページを確認してみましょう。専用の機材や解説があれば、より深く宇宙について学べます。

【冬の星空観察について詳しくはこちら】
» 冬は星空観察に最適!オリオン座・冬の大三角の見つけ方、星座の神話を覚えよう

1月のおすすめイベント・スポット

冬休みや三連休に子どもと楽しめるイベントをエリアごとにまとめました。おでかけの参考にしてください。

» 東京の冬ベント2025-2026» 関東の冬イベント2025-2026» 東海の冬イベント2025-2026» 関西の冬イベント2025-2026

まとめ|1月は家族で新年の伝統・自然・味覚を楽しむ季節

1月は新年を迎える特別な月。伝統行事から自然観察まで、親子で楽しめるイベントが盛りだくさんです。

初詣や七草がゆなどの行事を通して日本の文化を学び、折り紙や書初めなどの工作で創造力を育てることができます。カンツバキの花やカマキリの卵など、寒い季節ならではの自然観察も貴重な体験です。
また、旬の野菜や果物を味わい、美しい星空を眺めることで、季節の移り変わりを五感で感じられます。

1月のイベントを通して、子どもと一緒に新しい年の素晴らしいスタートを切りましょう。

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