沖縄県の特徴をマンガ・地図で楽しく学ぶ!歴史や産業がわかる観光スポットも

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一度は行きたい!沖縄県の自然・名所

万座毛(沖縄県/恩納村)

まんざもう

貴重な植物が生息する琉球石灰岩の断崖

万座毛(沖縄県恩納村)

象の鼻のような奇岩がユーモラスな万座毛の景観

東シナ海に突き出す万座毛は、高さ20mの琉球石灰岩の断崖と、その上に広がる芝生の公園で、沖縄きっての名勝。遊歩道を進んでいくと、万座毛のシンボルである象の鼻を連想させる隆起サンゴが現れる。享保11年(1726)、ここに立ち寄った琉球王尚敬「しょうけい」が、「万人が座するに足る毛(野原)」と称賛したのもうなづける景観。この言葉は地名の由来にもなっている。駐車場の入口には、18世紀の沖縄の代表的女流歌人、恩納ナビーが王一行を歓迎して詠んだ「波の声もとまれ 風の声もとまれ 首里天がなし 美御機拝ま(波の音も風の音も静まれ 国王様のお顔をみんなで拝みましょう)」の歌碑が立つ。

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斎場御嶽(沖縄県/南城市)

せーふぁうたき

琉球神話が息づく琉球王国最高位の聖地

斎場御嶽(沖縄県南城市)

2つの巨大な岩が重なりトンネルになっている

平成12年(2000)12月世界遺産に登録された、知念半島に位置する琉球王国最高の聖地。琉球の始祖アマミキヨが創った琉球七御嶽の一つであると伝えられる。王朝時代にはほとんどの御嶽が男子禁制、一般人は入ることが許されなかったという。木々がうっそうと茂る敷地内には6つの拝所があり、三庫理[さんぐーい]と呼ばれる拝所からは久高島が遥拝できる。広く、幽玄な空気に覆われた地だ。

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備瀬のフクギ並木(沖縄県/本部町)

びせのふくぎなみき

防風林として発達したフクギが村落を覆う

備瀬のフクギ並木(沖縄県本部町)

迷路のように続くフクギ並木

防風林として発達したフクギが、島の北西端、備瀬崎に面した備瀬集落を囲む。諸説あるが南蛮貿易時代にアジアから移植されたとも云われるフクギは丈夫で成長がゆっくりで、厚い葉が特徴。沖縄本島では最大規模を誇る並木だけあって、集落全体のありとあらゆる道にフクギ並木が延々と立ち並び、まるで迷路のようだ。海洋博公園がすぐ近くだということを忘れてしまうような静けさが集落全体を包みこんでいる。

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沖縄県の歴史・文化がわかる観光スポット

平和祈念公園(沖縄県/糸満市)

へいわきねんこうえん

第二次世界大戦の沖縄戦の激震地

平和祈念公園(沖縄県糸満市)

沖縄戦最後の激戦地である糸満市摩文仁に平和祈念公園として整備され、恒久平和への願いを発信する拠点となっている。園内には、沖縄県平和祈念資料館や、平和の礎[いしじ]、沖縄平和祈念堂、国立沖縄戦没者墓苑や各県慰霊塔など心に刻みたい見どころが多い。公園案内所にはWi-Fiフリースポットあり。園内EVバス一乗車ごと1回150円。

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今帰仁城跡(沖縄県/今帰仁村)

なきじんじょうあと

世界遺産登録された歴史的グスク

今帰仁城跡(沖縄県今帰仁村)

曲線を描く城壁は、堅固な中にも美しさを感じさせる

本部半島の北側、緑濃い山々に囲まれた連郭式の山城跡。約7.9haの広さは首里城に匹敵する規模を誇り、かつては難攻不落・沖縄屈指の名城とうたわれた。沖縄に南山、中山、北山の3つの勢力が対立していた三山時代(14~15世紀)、北部一帯を支配していた北山王が三代にわたって居城とし、幾重にも複雑に連なった城壁が当時の面影を今に残す。城跡の入口手前には、今帰仁村歴史文化センター(時間:8~18時、5~8月は~19時、無休)があり、今帰仁城や村周辺で暮らしてきた人々の歴史や文化を紹介している。

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おきなわワールド(沖縄県/南城市)

おきなわわーるど

「玉泉洞」や「ハブ博物公園」などみどころ満載

おきなわワールド(沖縄県南城市)

ハブのショーが楽しめるハブ博物公園

沖縄の歴史、文化、自然をまるごと体感できる。地底の神秘の世界「玉泉洞」や、国登録有形文化財に認定された古民家で伝統工芸の制作体験ができる「琉球王国城下町」、ハブのショーが人気の「ハブ博物公園」など広い園内はみどころがたくさんある。スーパーエイサーの勇敢な演舞も必見。

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琉球村(沖縄県/恩納村)

りゅうきゅうむら

かつての沖縄にタイムスリップして体験

琉球村(沖縄県恩納村)

エイサー

沖縄各地に残された民家を移築し、昔ながらの佇まいを再現した琉球村。過去にタイムスリップしてしまったかのような、のどかな風景が広がる園内はみどころ豊富。サトウキビを水牛に引かせてつくる昔ながらの景色や機織りの実演は、かつての生活ぶりをうかがい知ることができる。民家内で沖縄の文化にふれられる体験教室もあるので、ぜひ参加してみたい。迫力満点のエイサーショーも1日4回開催している。

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沖縄県の産業を学べる観光スポット

那覇市第一牧志公設市場(沖縄県/那覇市)

なはしだいいちまきしこうせついちば

那覇市民の台所といわれるマチグヮー

那覇市第一牧志公設市場(沖縄県那覇市)

極彩色の魚たちが並ぶ

国際通りから少し入った市場本通り周辺には、沖縄で「市場」のことをいう「マチグヮー」が広がっている。迷路のような小路にさまざまな店が立ち並び、その中心に那覇市民の台所といわれる第一牧志公設市場がある。現在は建て替えのため、令和4年(2022)3月まですぐ近くのにぎわい広場に仮設市場を建てて営業。1階には、南国の果物や漬物、色鮮やかな鮮魚、テビチやチラガーなどの精肉などの店舗が揃い、ここで買った魚を2階の食堂エリアで調理して食べられるシステムもある。活気あふれる市場で沖縄の素顔にふれてみたい。

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首里琉染(沖縄県/那覇市)

しゅりりゅうせん

ここでしか体験できないサンゴ染めができる

首里琉染(沖縄県那覇市)

首里琉染は、首里城から徒歩5分の場所にある染織工房。沖縄の伝統工芸である紅型と、オリジナルのサンゴ染の製作・販売を行っている。工房は見学自由。サンゴの石を使ったサンゴ染はここでしか体験できない(大人3300円、前日までの要予約)ファミリーからカップル、団体でも楽しめる施設。

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森のガラス館(沖縄県/名護市)

もりのがらすかん

琉球ガラスの職人技を見学できるショールーム

森のガラス館(沖縄県名護市)

琉球ガラスの作品が並ぶショールームとガラス工場。木のぬくもりを感じる店内で展示販売される商品は、併設する工場内で製作されたもの。花瓶やコップなど色鮮やかな作品が並ぶ。工場では熟練した職人の技を間近で見ることができる。体験コーナー1650円~(要予約)もあるので、オリジナルグラス作りに挑戦してみよう。沖縄ちゅら海水族館から車で30分ほどで行ける。

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ! 47都道府県

この記事のここまでの内容は、「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!47都道府県」から抜粋して作成しています。オールカラーの本誌には、全47都道府県のおもしろくてためになる情報が満載!各都道府県のより詳しい情報やクイズ、さらに付録として壁に貼れるA2サイズの地図ポスターも付いています。
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