岐阜県の特徴をマンガ・地図で楽しく学ぶ!歴史や産業がわかる観光スポットも

岐阜県の特徴マンガ冒頭「白川郷の合掌造集落だよ」「世界遺産なのよね」

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岐阜県の特徴をまとめたマンガや、覚えておきたい場所がわかる地図で、楽しく地理を学べます。県庁所在地や人口、面積などの基本データも掲載。気候や地形、産業、歴史、名産などを覚えてから、岐阜県を家族で旅行すると、さらに理解が深まります。楽しく学べるおすすめの観光スポットもチェックしましょう。

この記事の前半は「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!47都道府県」から抜粋してまとめたものです

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東海の特徴マンガ・地図の記事
岐阜 / 静岡愛知三重

目次(index)

地理・気候カンタン説明&基本データ

中部地方の西部にある内陸県で、県の南に木曽三川によってできた濃尾平野が広がっているよ。美濃などの南部ははれの日が多く、夏にむしあつい日が続くことがある。観光業では、長良川の鵜飼、白川郷の合掌造集落が有名だよ。

<岐阜県の基本データ>

県庁所在地 岐阜市
旧国名 飛騨・美濃
人口 199万7000人(17位)
人口密度 188人/平方キロメートル(30位)
面積 1万621平方キロメートル(7位)
県の花 レンゲソウ
県の木 イチイ
県の鳥 ライチョウ
ゆかりの人物 島崎藤村(詩人・小説家)、綾野剛(俳優)

岐阜県の特徴をマンガで覚えよう

岐阜県の特徴マンガ1/白川郷の合掌造集落、養蚕、美濃和紙、美濃焼、岐阜提灯
岐阜県の特徴マンガ2/木曽川、長良川、揖斐川、鵜飼、あゆ量がさかん

地図(イラストマップ)で学ぼう!

岐阜県の特徴が学べるイラストマップ

1.白川郷

日本の原風景

富山県の五箇山とともに世界遺産に登録されている合掌造集落。急しゃ面の屋根は雪が積もりにくく、広い屋根裏では養蚕が行われていたんだ。

詳細・アクセス・MAPはスポット記事へ

2.関ヶ原の戦い

天下分け目の戦い

1600年、石田三成らの西軍と徳川家康の東軍が関ヶ原で戦った。徳川家康がこの戦いに勝利し、武士の頂点に立って、1603年に江戸幕府を開いたんだ。

3.濃尾平野

木曽三川の水がはぐくむ

木曽三川の流域に広がる平野。豊かな水とよい土にめぐまれ、稲作を中心に、観賞用の植物(花き)、野菜などの近郊農業がさかんだよ。

「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!47都道府県」

るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ! 47都道府県

この記事のここまでの内容は、「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!47都道府県」から抜粋して作成しています。オールカラーの本誌には、全47都道府県のおもしろくてためになる情報が満載!各都道府県のより詳しい情報やクイズ、さらに付録として壁に貼れるA2サイズの地図ポスターも付いています。
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一度は行きたい!岐阜県の自然・名所

古い町並(三町伝統的建造物群保存地区)(岐阜県/高山市)

ふるいまちなみ さんまちでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく

町家建築が並ぶ、飛騨高山の観光名所

古い町並(三町伝統的建造物群保存地区)(岐阜県高山市)

旧高山城下町の南半分、日枝神社の氏子地域に位置し、狭い通りを挟んで、江戸時代後期~明治時代にかけての町家建築が並ぶ。建物をそのまま利用したみやげ物店、カフェ、ショップなどがあり、観光客で賑わう高山の観光名所。

詳細・アクセス・MAPはスポット記事へ

恵那峡(岐阜県/恵那市)

えなきょう

ダム建設時に造られた人造湖による景勝地

恵那峡(岐阜県恵那市)

紅葉

日本初の発電用ダムとして、木曽川に建設された大井ダム。このダム湖が造り出した、人工の景勝地が恵那峡だ。四季折々の自然が楽しめ、風化によって造られた奇岩もみられる。今にも倒れそうな傘岩(バス停:公園口→徒歩5分。天然記念物)は、キノコ形をした、傘の周囲が約10mもある珍しい岩。遊覧船からの峡谷の景観も必見。

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金華山(岐阜県/岐阜市)

きんかざん

山頂に岐阜城が立つ標高329mの山

金華山(岐阜県岐阜市)

山頂からの眺め

岐阜市民の憩いの場として、ふもとの岐阜公園とともに親しまれている岐阜のシンボル。標高329mの山頂からは岐阜市内を一望することができる。岐阜市中心部にあってなお自然が多く残り、国有林・鳥獣保護区として保護されている。鮮やかに色づいた原生林をロープウェーから見下ろすのがおすすめ。岐阜城や、自然と触れあえる散策コースもある。

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岐阜県の歴史・文化がわかる観光スポット

関ケ原ウォーランド(岐阜県/関ケ原町)

せきがはらうぉーらんど

甲冑をレンタルして関ケ原合戦を体感!

関ケ原ウォーランド(岐阜県関ケ原町)

徳川軍の首実検場

約3万平方mの敷地に両軍陣地や戦場を実物大の像などで再現し、関ケ原合戦を紹介するテーマパーク。甲冑レンタルがあり、大人から幼児まで大人気。2~10歳1000円、10歳以上2000円。記念写真1枚付。所要60分。

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馬籠宿(岐阜県/中津川市)

まごめじゅく

江戸の情緒が感じられる中山道の宿場町

馬籠宿(岐阜県中津川市)

島崎藤村が幼少時代を過ごした地としても知られる馬籠宿。生家跡に立てられた、約6000点の資料を収蔵する「藤村記念館」や、故郷を舞台に書いた時代小説『夜明け前』の作中にも登場する「馬籠脇本陣史料館」など、藤村ゆかりのスポットは今も数多く残る。また趣深い石畳の坂道沿いには、往時を思わせる建造物や店が集まり、町並みを眺めながら散策するだけでも楽しい。坂道歩きに疲れたら、昔ならではの食事処や甘味処でひと休み。木曽路らしい素朴な味に舌つづみを打ちながら、春樹(藤村の本名)少年が駆け回った時代に思いを馳せよう。

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飛騨の匠文化館(岐阜県/飛騨市)

ひだのたくみぶんかかん

飛騨の伝統技術・木工の技を知る

飛騨の匠文化館(岐阜県飛騨市)

匠の妙技に子供から大人まで夢中

大和朝廷の時代から、神社仏閣の造営に活躍した飛騨匠[ひだのたくみ]について紹介。彼らが作った町並みや民家・商家の紹介、大工道具の展示、継ぎ手や木組の見本展示コーナーなどがある。千鳥格子を組む体験コーナーも人気。所要30分。

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岐阜県の産業を学べる観光スポット

美濃和紙の里会館(岐阜県/美濃市)

みのわしのさとかいかん

美しく丈夫な美濃和紙の歴史と技法を学ぶ

美濃和紙の里会館(岐阜県美濃市)

美濃和紙の里会館 / 紙すき体験(美濃判)

平成29年(2017)4月に常設展示室をリニューアル。1300年の伝統と技を誇る美濃和紙の歴史や作り方などを紹介するほか、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「本美濃紙」エリアや、徳川家康公が関ケ原の合戦で使ったと伝わる「采配(レプリカ)」を新設展示。また、生活の中に和紙を取り入れた和室・洋室では、和紙をより身近に感じられる。職人と同じ用具で、楮100%の原料を使った紙すきを体験できるので、オリジナル和紙作りに挑戦してみよう(紙すき体験:1回500円、所要時間:20分)。また、売店では手すき和紙が1枚から購入でき、いろいろな和紙製品も販売している。

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刃物屋三秀 関刃物ミュージアム(岐阜県/関市)

はものやさんしゅう せきはものみゅーじあむ

刀匠の町・関市で刃物を扱う老舗がここ

刃物屋三秀 関刃物ミュージアム(岐阜県関市)

関の刃物産業は約780年前の鎌倉時代に九州の刀匠元重が関へ移り住み、刀鍛冶をやりはじめたのが始まり。室町時代には刀匠が約300人となり、孫六兼元など有名な刀匠も輩出。安土桃山時代には織田信長から鍛冶職役免除の朱印状を受け取るなどの輝かしい歴史を重ね発展してきた。その関で刃物を扱う老舗がここ。家庭用の手打ち包丁から本職用包丁、ハサミ500円~まで品数豊富に揃う。人気は芯にハガネが入り、丈夫で長持ちする割込み包丁(8000円程度~)。新しく関刃物ミュージアムが店舗内にオープンした。

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土岐市美濃焼伝統産業会館(岐阜県/土岐市)

ときしみのやきでんとうさんぎょうかいかん

美濃焼の伝統的技術を紹介。体験もある

土岐市美濃焼伝統産業会館(岐阜県土岐市)

美濃焼の継承、保護、育成のためにつくられた施設で、美濃焼について広く紹介している。館内には、美濃焼の伝統的技術に関する資料や現代作家の作品を展示。作陶施設も併設され、美濃焼を直接肌で感じ体験できる。

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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