福岡県の特徴をマンガ・地図で楽しく学ぶ!歴史や産業がわかる観光スポットも

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一度は行きたい!福岡県の自然・名所

門司港レトロ地区(福岡県/北九州市)

もじこうれとろちく

明治時代からの貿易港に西洋建築が立ち並ぶ

門司港レトロ地区(福岡県北九州市)

大陸貿易の玄関口として、明治22年(1889)に門司港が開港されると、港の周辺には海運会社や商社などの西洋建築物が次々と建てられた。それらを修復、復元して集めたのが、門司港駅とその周辺エリア。ノスタルジックな洋館のほか、ショップやレストラン、美術館なども続々登場して、今では福岡県有数の観光スポットとして人気を集めている。

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大濠公園(福岡県/福岡市)

おおほりこうえん

福岡城の外濠を生かして作られた憩いの公園

大濠公園(福岡県福岡市)

約22万6000平方mの池を有する広大な公園。ゆったりとくつろげる

一帯はもともと大きな入江だったが、筑前五十二万石の領主・黒田長政が、慶長6年(1601)から7年がかりで福岡城を築城する際、一部を埋め立てて外濠として利用。さらに昭和2年(1927)、福岡市が東亜勧業博覧会を催すときに濠を埋め、周囲約2kmの池を中心とする公園となった。園内には能楽堂や美術館、日本庭園があり、池を囲む周遊道は格好のジョギングコースだ。福岡城跡そのものは公園東側の舞鶴公園として整備され、本丸跡の展望台から福岡タワーや市街を一望できる。

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芥屋の大門(福岡県/糸島市)

けやのおおと

日本三大玄武洞の一つを遊覧船で見学

芥屋の大門(福岡県糸島市)

日本三大玄武洞の一つ

糸島半島の西にある日本最大級の玄武岩洞(天然記念物)で、博多節にもうたわれる景勝地。海抜64m、長さ180mの岬の崖下は荒波で削りとられ、奥行90m、幅2~10m、海面からの高さ8mもの大洞窟になっている。岬の上は芥屋の大門公園に続く遊歩道。3~12月のみ運行の遊覧船(電話:092-328-2012、料金:700円、所要30分)で中を見学することができる。

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福岡県の歴史・文化がわかる観光スポット

櫛田神社(福岡県/福岡市)

くしだじんじゃ

「博多祇園山笠」が奉納される街の総鎮守

櫛田神社(福岡県福岡市)

博多の人々にとって、かけがえのない存在だ

「お櫛田さん」の愛称で親しまれる博多の街の総鎮守。創建は天平宝字元年(757)、伊勢松阪の櫛田宮から大幡主大神を勧請したことに始まるという。博多の夏の風物詩として親しまれている7月の博多祇園山笠や10月の博多おくんちが奉納される神社で、境内には博多祇園山笠の飾り山笠が、6月を除き展示されている。

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金印公園(福岡県/福岡市)

きんいんこうえん

「漢委奴國王」金印のレプリカもある

金印公園(福岡県福岡市)

天明4年(1784)、志賀島の農民甚兵衛が、大石の下から「漢委奴國王」金印を発見したと伝えられる所。能古島の也良岬を対岸に望む公園の入口には、「漢委奴國王金印発光之処」記念碑が建ち、園内には福岡の地と関係が深かった中国の古代史家で文学者でもあった郭沫若[かくまつじゃく]の詩碑や金印のレプリカ等が設置されている。卑弥呼の時代を思い起こさせる風景がそこにある。

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北原白秋生家・記念館(福岡県/柳川市)

きたはらはくしゅうせいか きねんかん

白秋の生涯と柳川の歴史を紹介

北原白秋生家・記念館(福岡県柳川市)

記念館外観

『落葉松[からまつ]』や童謡『この道』などの詩作で知られる、柳川出身の詩人・北原白秋(1885~1942)。福岡県の指定史跡にもなっている、白秋の少年時代の姿に復元された生家では、母屋に白秋の遺品や初版本、柳川の暮らしを伝える資料などを展示。隣接する白秋記念館では、柳川の歴史や民俗、伝統工芸などの紹介のほか、3面マルチ映像システムで白秋の生涯や業績、柳川の祭などを上映。所要30分。ペットは全身が入るケースに入れれば可。

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福岡県の産業を学べる観光スポット

博多の食と文化の博物館(ハクハク)(福岡県/福岡市)

はかたのしょくとぶんかのはくぶつかん はくはく

博多明太子の製造工場で見学・体験

博多の食と文化の博物館(ハクハク)(福岡県福岡市)

昭和23年(1948)創業、博多で明太子の製造・販売を行っている「ふくや」の製造工場が見学・体験できる施設。明太子の製造工程を見学するだけでなく「見る」「学ぶ」「触れる」「体験する」「食べる」「買う」というさまざまな知的体験を通して、博多の食と文化を楽しめる施設に生まれ変わった。明太子の手作り体験もできる(要予約、1人1500円)。

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福岡の屋台(福岡県/福岡市)

ふくおかのやたい

その数約140軒ともいわれる博多の名物

福岡の屋台(福岡県福岡市)

夕暮れと同時に街を彩り始める博多の屋台。市内ではその数約140軒ともいわれる博多の名物だ。当初はとんこつラーメンの屋台が主流だったが、現在では焼き鳥、天ぷら、おでんから、中華、フランス、イタリア料理まで多彩。天神界隈、中洲の那珂川沿いや長浜周辺に多い。マナーを守って屋台を楽しみ、博多っ子の人情に触れてみよう。

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地場産くるめ(福岡県/久留米市)

じばさんくるめ

江戸時代からの伝統工芸「久留米絣」が並ぶ

地場産くるめ(福岡県久留米市)

久留米の銘産品を販売する店。久留米絣が購入できる。久留米絣は江戸時代後期に考案されたといわれる素朴な風合いの木綿織り。染料が染まらぬように糸の一部をくくってできた白い斑点が、独特の文様を表している。久留米生まれの井上伝(1788~1869)が創始といわれ、伝は藍染めの布の一部が色褪せて白い斑点がついているところにヒントを得て、この技法を生み出したという。紺地に白、または青抜きの紺絣が特徴で絵絣、十字絣などさまざまな種類がある。国重要無形文化財、伝統的工芸品指定。

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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この記事のここまでの内容は、「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!47都道府県」から抜粋して作成しています。オールカラーの本誌には、全47都道府県のおもしろくてためになる情報が満載!各都道府県のより詳しい情報やクイズ、さらに付録として壁に貼れるA2サイズの地図ポスターも付いています。
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