長崎県の特徴をマンガ・地図で楽しく学ぶ!歴史や産業がわかる観光スポットも

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一度は行きたい!長崎県の自然・名所

軍艦島(長崎県/長崎市)

ぐんかんじま

海底炭田として栄えた島で、世界遺産

軍艦島(長崎県長崎市)

コンクリートの護岸壁に守られ高層アパート群が林立する

軍艦島とは長崎湾の沖合に浮かぶ端島のこと。かつて海底炭田の島として栄えたが、端島炭鉱閉山とともに廃墟となり、その島影が戦艦「土佐」に似ていたことから軍艦島と呼ばれるようになった。大正5年(1916)に立てられた住人たちの高層アパートや、31号棟鉱員社宅などが残る。現在はガイド付きのツアー参加でしか上陸できない。世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の1つでもある。

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稲佐山(長崎県/長崎市)

いなさやま

世界三大夜景に選ばれた市内屈指の夜景スポット

稲佐山(長崎県長崎市)

展望台

標高333m。市内屈指の夜景スポット。山頂には稲佐山展望台があり、港や市街地を一望できる。

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雲仙地獄(長崎県/雲仙市)

うんぜんじごく

白煙が立ち上るキリシタン殉教の舞台となった地

雲仙地獄(長崎県雲仙市)

雲仙観光のメイン「地獄めぐり」

大小の岩の間から白煙が立ち上り、硫黄の匂いが漂う雲仙地獄はキリシタン殉教の舞台にもなった場所。地獄を見下ろす丘には、キリシタン弾圧の歴史を物語る十字架が建てられている。明治初期、お糸の処刑とともに吹き出したと伝えられるお糸地獄や、100度近い熱泉と水蒸気が湧く大叫喚地獄[だいきょうかんじごく]など約30の地獄が点在。

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長崎県の歴史・文化がわかる観光スポット

出島(出島和蘭商館跡)(長崎県/長崎市)

でじま(でじまおらんだしょうかんあと)

鎖国時代、西洋との唯一の貿易窓口だった

出島(出島和蘭商館跡)(長崎県長崎市)

オランダ商館長の事務所兼住居だったカピタン部屋

寛永18年(1641)に平戸より移され、218年間唯一のヨーロッパとの貿易の窓口だったオランダ商館の跡地。現在19世紀初頭の出島を復元する事業が進行中。16棟の復元建物等を見学でき、発掘調査により出土した品々や、当時の生活を再現した空間がみどころ。平成29年(2017)11月に出島表門橋が完成し、江戸時代と同じように、橋を渡って出島に入れるようになった。

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眼鏡橋(長崎県/長崎市)

めがねばし

寛永11年に架橋された双円アーチ型の橋

眼鏡橋(長崎県長崎市)

双円アーチ型の眼鏡橋

寛永11年(1634)、唐僧・黙子如定[もくすにょじょう]によって架設。中島川石橋群の中では唯一の双円アーチ型で、水に映った姿が眼鏡のように見えるためこの名が付いている。眼鏡橋のビューポイントは2つ隣の東新橋。アーチが高いので、眼鏡橋を正面から見下ろす角度で見ることができる。橋の向こうに夕日が沈む景色は一見の価値あり。河畔は中島川公園として整備され、枝垂れ柳が風情を感じさせる。川沿いに遊歩道もあるので、ゆっくりと散歩をしてみよう。夜22時までライトアップを実施。長崎の観光名所として人気が高い。

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グラバー園(長崎県/長崎市)

ぐらばーえん

居留地時代の洋館が移築・復元された庭園

グラバー園(長崎県長崎市)

約3万平方mの敷地内に、居留地時代から現存する国指定重要文化財の旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅のほか、市内に点在していた6棟の洋風建築を移築・復元。なかでも文久3年(1863)に建てられた旧グラバー住宅は現存する日本最古の木造洋風建築で、平成27年(2015)7月に世界文化遺産に登録。上から見ると四つ葉のクローバー型の屋根が特徴的な、スコットランド出身の貿易商トーマス・ブレーク・グラバーの旧宅。園内の展望台からは長崎港を一望でき、夜景やライトアップも美しい。

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長崎県の産業を学べる観光スポット

長崎市べっ甲工芸館(長崎県/長崎市)

ながさきしべっこうこうげいかん

長崎の伝統工芸、べっ甲細工の作品を展示

長崎市べっ甲工芸館(長崎県長崎市)

長崎の伝統工芸品、べっ甲細工の技術と技能を保存するために設置された施設。館内にはべっ甲細工の作品が約300点展示され、漆黒の躍動的な天馬やタイマイの飴色のところだけを使った宝船などは見応えがある。建物は、平成14年(2002)に修理復元した旧長崎税関下り松派出所(重要文化財)を利用している。

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平戸洸祥団右ヱ門窯(長崎県/佐世保市)

ひらどこうしょうだんうえもんがま

約400年の歴史をもつ三川内焼の窯元

平戸洸祥団右ヱ門窯(長崎県佐世保市)

平戸洸祥団右ヱ門窯 / 平戸菊花飾菊流水文香炉

三川内焼は400年の歴史を誇る伝統のある焼き物の産地。三川内焼が開窯(元和8年、1622)されて以来、制作に取り組み、佐世保市無形文化財に指定された平戸菊花飾細工による工芸品をはじめ、普段使いの器を制作している。細工は十七代中里一郎、十八代中里太陽、絵付を中里閑由(由美子)、中里幸美によってひとつずつ丁寧に仕上げられている。自宅用、贈り物、引き出物などの注文も可能。

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鯨賓館ミュージアム(長崎県/新上五島町)

げいひんかんみゅーじあむ

かつて有川湾で盛んだった捕鯨の歴史を知る

鯨賓館ミュージアム(長崎県新上五島町)

かつて盛んだった捕鯨や教会関連などを紹介

上五島の玄関口である有川港ターミナルビル「鯨賓館」にある博物館。「有川湾の捕鯨」や「母船式捕鯨業」、「鯨の生態」などのコーナーでは、明治時代末期まで有川湾で行われていた捕鯨に関する多様な資料をパネルや実物を使って紹介。古式捕鯨時代に使用された包丁や銛などの道具や、7種類の鯨類の模型や骨格標本などが興味深い。悠然と泳ぐクジラの映像を見ながら、マッサージ機能付きのイスでくつろげるミニシアターが好評。また、上五島にある29の教会と横綱佐田の山関も紹介。教会を紹介するパネルとともに、教会建築に功績のある地元魚目地区出身の鉄川與助の設計図や愛用の大工道具などを展示している。ミュージアム外のミンク鯨の骨格標本と実物大模型も圧巻。

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東京にある長崎県のアンテナショップ

日本橋 長崎館(東京都/中央区)

にほんばし ながさきかん

カステラやちゃんぽんなど長崎の食が充実

日本橋 長崎館(東京都中央区)

長崎県の歴史・文化・観光・食などの魅力を発信するアンテナショップ。店内は観光・物販・軽飲食・イベントの4つのコーナーで構成している。長崎カステラや長崎ちゃんぽんなどの定番商品から、まだ知られていない優れた商品など首都圏では「日本橋 長崎館」でしか買えない商品等を用意している。またイベントスペースでは、県内市町や企業などがさまざまなイベントを開催。試食や体験を通して来館者に楽しめるコーナーとなっている。

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●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

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るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ! 47都道府県

この記事のここまでの内容は、「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!47都道府県」から抜粋して作成しています。オールカラーの本誌には、全47都道府県のおもしろくてためになる情報が満載!各都道府県のより詳しい情報やクイズ、さらに付録として壁に貼れるA2サイズの地図ポスターも付いています。
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